ただ私は京華の家に入り浸っている事が、家族に申し訳なかっただけなんだ…


京華はあのときの私を救ってくれて、私の生活を変えてくれた…


家族との間にはいくら憎んでも憎みきれない固い絆で結ばれている…


でも京華は友達だから…


私は家族よりもずっと強い心で京華に愛されてた。


だから私も京華の気持ちに応えたい。


京華は私にとって家族よりも大切に思える掛け替えのない一番の友達だから!


なんだろう…


この気持ち…


凄く複雑な想い…


だけど…


だけど私は今京華の元に帰りたい!


これから先の事はわからないけど、取り敢えず答えは見つかった。


掛葉…ごめんね…


私は



あの頃よりも、


あの頃よりも、


今がいい。



私は本当に幸せ者だったんだな…


京華、ありがとう。


京華きっと凄く心配してる。


帰らなきゃ!


だけど最後に一つだけ、


どうしても…


だから明日必ず帰る!



私は7日目の朝を迎えた…