変わってしまってもやはり私はお姉ちゃんの分身だった。
この私の心にもお姉ちゃんの面影がまだ少し残っているように感じる。
だからお姉ちゃんの気持ちが痛い程わかる…
だけど早く帰って来い馬鹿!
私は俯きながら門外に出た。
「遅せーぞ!まさか、一時間も待たされるとはな…」
『ゴメーン!お詫びに今日何か奢るからさー』
京華も夏祭り大好きなんだよね。
知ってるよ…
京華は行かないの?
……………。
最低だ…
行ける訳ないよね。
こんな姿、今の京華には絶対見せられない…
こんな私なんて…
死ねばいいのに…
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