FOURTEEN DAYS


―次の日


あのあと、雪紀の家で色々と・・・主に恋バナ(笑)をした。

雪紀は本当に海藤が好きなんだって思った。


「神崎ー!

・・・昨日、伝えたか?」


学校に着くなり、樋口が小声で聞いてきた。


「言ったよ♪

・・・つか樋口、ノリノリすぎでしょ」


「うっせーよッ」


朝1番で樋口と話せた。

それも、樋口から話しかけてくれた♪



今日はいい1日になりそうだなッ♪




「・・・ず!・・ゆーず!!

聞こえてる!!?」