FOURTEEN DAYS



「浩介だって神崎のこと好きなんだろ?」


いきなり俺に振られて、ビビッた。

しかも、話題が話題。


実は、海藤に「神崎のこと好きなんじゃね?」とかなんとか言われたときから、結構意識しちゃってた。


キューピッドだって、一緒にやれて相当嬉しい。


・・・隠せてたつもりだったけど、コイツには無理か。



「好きかもね~・・・わかんね!」


正直に言った。

これが好きって感情なのか、正直にわからなかった。




「じゃ、お前もがんばれよ!」


海藤が白い歯を見せてニカって笑う。


・・・だから余計ウザい。


「余計なお世話だ」