「ねー。本当綺麗だよねっ!

あたしもこんな風になれればいいんだけどっ(笑)」


柚果ちゃんはそう言って舌を出した。



でも、そんな風にドレス選びをしている柚果ちゃんはもうじゅうぶん綺麗だった。

幸せそうで、見てて嬉しくなった。




しばらく雑誌をながめていると、気になる文字が書いてあった。




「・・・ウェディングプランナー?」



「あ、柚子気になるの?素敵だよねー

あたしたちも今お世話になってるんだけどさっ。

幸せを運ぶお仕事、って感じで♪」