FOURTEEN DAYS



「じゃー俺適当に食いもん買ってくるわー

みんな苦手なものとかないっしょ?」



樋口がお財布をひらひらさせてみんなに聞く。


「あたしトマト無理です・・・」


雪紀が遠慮がちに手を挙げて言う。

その様子がなんだか滑稽で、みんなで笑った。



樋口が行ってしまったあと。


私は重大なことに気付いた。




・・・あたし、邪魔^^;?




「じゃ、私飲み物買って来るね!二人で待ってて♪♪」



早口でそう言うと、足早にその場を離れた。




せっかくの遊園地だもんね。


ちょっとは二人っきりにさせてあげなきゃ!