「じゃー俺適当に食いもん買ってくるわー みんな苦手なものとかないっしょ?」 樋口がお財布をひらひらさせてみんなに聞く。 「あたしトマト無理です・・・」 雪紀が遠慮がちに手を挙げて言う。 その様子がなんだか滑稽で、みんなで笑った。 樋口が行ってしまったあと。 私は重大なことに気付いた。 ・・・あたし、邪魔^^;? 「じゃ、私飲み物買って来るね!二人で待ってて♪♪」 早口でそう言うと、足早にその場を離れた。 せっかくの遊園地だもんね。 ちょっとは二人っきりにさせてあげなきゃ!