FOURTEEN DAYS



電車は早い時間なので空いていた。

休日のおかげで、いつものラッシュもない。


電車の窓から差し込む光がまぶしくて、私の体もだんだん目が覚めてきた。




「楽しみだねッ♪」


隣に座っている雪紀が私を見てにっこり笑う。


なんか、いつもより可愛い。



「そーだね!」



つられて私も笑う。


ようやくみんなで遊園地に行くんだ!って実感が湧いてきて、すごくワクワクした。







「うわー・・・;混んでるね・・・」