「お前相当眠そうだな? そんなんで1日持つのかよッ」 樋口があきれたように私に言う。 「平気平気~・・・」 「悪りぃ!超遅刻したわ!」 「あっ!隆介遅いー」 ぱたぱたと騒がしい足音。 海藤が来た。 「ま、時間もないし行くか!」 樋口の掛け声で私達は改札に向かった。