「行くッッ!!」 つい大きくなってしまった声。 怪訝そうな顔をする勉強中のクラスメートに頭を下げてもう1度3人の方を見る。 「よしッ!じゃ、決定♪♪」 海藤の掛け声でスイッチが切り替わったように弾けたように話す。 「あたしワンピにしよっかな~♪ サロペにしようかな~♪」 「雪紀はデニスカが一番似合う」 そんなバカップルの会話を聞いて、樋口と2人で笑った。