「俺、お前連れて行きたいんだけど。 ・・・来てくんね?」 夢かと思った。 嬉しくて、信じらんなくて、涙が出そうになった。 かろうじてコクンとうなづくと、どちらからともなく手をつないで駆け出した。 「俺ら1位じゃん♪」 振り向いて笑う隆介。 「・・・あったりまえでしょ!!」 幸せ。 しあわせ。