FOURTEEN DAYS



「俺、お前連れて行きたいんだけど。

・・・来てくんね?」


夢かと思った。

嬉しくて、信じらんなくて、涙が出そうになった。


かろうじてコクンとうなづくと、どちらからともなく手をつないで駆け出した。


「俺ら1位じゃん♪」

振り向いて笑う隆介。


「・・・あったりまえでしょ!!」



幸せ。

しあわせ。