「さっちゃん、おはよう。」


教室の席で眠るさっちゃんに声をかけた。


「おはよー。ちーちゃん。」


「さっちゃん。話いい?」


「いいよー。」


さっちゃんは、眠い目を擦り
あたしについてきた。


連れてきたのは家庭科室。


「どうしたの?」


さっちゃんが首を傾げる。


「あのね…あたし、今日…
広瀬くんに告白する!!」


「あー。なるほどねぇ。


ってええ!?」