優しすぎるから。




〜結翔 side〜


「あなたの滑りが好きです。…(≧∇≦)か♪」

僕は手紙を床に落とした。

床に落ちたピンクの便せんは花柄の封筒といっしょに、
色鮮やかに輝いていた。


………つまんない。てか、ホントに分かって言ってんの?



次に僕の目にとまったのは緑のファンレター。

え……ちょっとシュミ悪くない? まぁ いいや。

《結翔クンのクールな表情に love です!!》


え…え…え。。。何コレ。何、ゆいと て。



コレも落としちゃお。


僕は、ソファーの下にかさなっている数々のファンレターやラブレター
を見て心底嫌というように溜め息を吐いた。


そんな自分に少し驚きながらも、緑の手紙も “ ふぁさり ” と
音をたてて落とした。



結局、何も見てないんでしょ?
緑の人にそう問いたい。






そんな気持ちの僕の目に水色の手紙がとまった。






……………可愛い。






手紙には僕の大好きなクマのシールが貼ってある。


それより、なにより雪の結晶のシールが印象的。


とっても綺麗で…う〜ん…幻想的?


そして、宛名の文字がとってもじょうず。。。


読みたい。そんな事思ったのは初めて。



ただ、単純に。。




音をたてて開いてく手紙。




始めに書かれていた文字は、見慣れたハズの僕のナマエ。





………何ソレ。可愛い。。。