ただがむしゃらに走った。 走って走って 辿り着いた先は いつもの河原だった。 ここに来ると落ち着く。 あたしは昔からこの河原が大好きだった。 一人でもがいて苦しんでる時ここに来ると草や川が愚痴を聞いてくれる。 あたしはゆっくりと草の上に腰掛けた。 スカートが汚なくなるなんて思わない。 「ふう~疲れた」 手に持っていた鞄をそっと自分の横に置く。 空を眺めるとまだ青い。 あたしの色とは正反対だね。 早く夜になればいいのに。 暗い暗い夜に…