杉浦くんの手と私の手。

私は思う存分水をかけたあと、蛇口をひねって水を止める。


杉浦くんは上から下までビショビショで、ポカーンとした顔で私を見ている。


私はそんな杉浦くんが面白くて、涙が出るほど笑いながら言った。


「あははははは!!杉浦くん変な顔!!」


杉浦くんはニコッと笑って私のほうにやってくる。


ふふんだ!


私はホースを持っていた両手を後ろに隠した。


ホースは渡さないんだから!


杉浦くんは私の目の前で止まって微笑んだ。


そして思いっきり私を抱きしめた。