なっちゃんも私はギュッと抱きしめて、杉浦くんを睨んで言った。


「そーよ!どういう意味!?キヨはそんな子じゃないんだから!!」


「そーだそーだ!」


私もなっちゃんに加勢して笑いながら杉浦くんに言う。


すると杉浦くんは、目を細めて笑いながら「2対1はズルいって!」と言った。


なっちゃんはグーで杉浦くんの肩を、軽く殴ると笑った。


私はこの3人でいるのが好き。


面白いし楽しいし。


できるならずっと一緒にいたい。


「ジョーダンだよ。キヨは素直で良い子だもんな!まぁ、たまに人に気を使いすぎるとこあるけど!」


杉浦くんは二カッと笑ってそう言ったあと、私の頭をポンポンと撫でた。


これは杉浦くんが私にする癖だ。


この杉浦くんのポンポンが私は好きだ。