俺は、21の数字で

世紀の歴史を終えた

旧世界に未練などない

絵馬が懐かしい




ただそれだけだ

娼婦街や命ギリギリの身の駆け引きもくぐり抜け

異変後の世界を渡り歩いてきた

でも、ピュアで真っ直ぐすぎる
お前をただそばで観続けていた日々が

素直な心のままで居られたあの頃は

今になって思えば

何ものにも変え難き日々に感じられる



ただ、それだけのことだ…