「迷った!」 須江 飛鳥編

俺は、女が苦手だ。

‥。嫌なこと思い出す。やめとこ。

そんなある日、転校生がうちのクラスに
来るそうだ。‥しかも女。

まぁ、関わらなければいいか。
そう思った。

今日、知らない女が、うろうろしてた。
「なんだ?」知らないふりをしようとした
けど、無視が出来なかった。
「大丈夫‥ですか?」

振り返った女の子は、身長は、俺よりも、
ずっと低かった。
小学生?いや、制服着てるし、
‥。転校生かな?

「‥.もしかして、転校生?」

「え?あ、はい。」

どうやら、道に迷ったらしい。

職員室までの道を教え、俺は、その場を
去った。

「緊張した‥。」