自分の愚かさを悔やんで、自分を責めまくった。

そんなことをしても、あの人はもどってこない。そんなこと、分かってる!

そのことに絶望し、もうなにもしたくなくなったことだってあった。

けど、そういうわけにもいかず、僕は私立の高校を受験し、合格した。

あの日のことがまだ分からないまま、僕は高校生になった。