目を覚ますと、天井が見えた。
(私の部屋?じゃないなぁ…)

「あれ?起きた?」
見渡すと茶髪で結構かっこいい男の人がいた。
「副長に伝えてこよう。」
もう一人いたようで、部屋から出て行くのが見えた。黒髪のこちらも美男子だ。

「ねぇ、君はどこの子?ここらへんの子じゃないでしょ?だってみかけないもの。」

茶髪の男の人が近づいてくる。

「えっ…と。」
「総司!!」

スパーン!!

襖が勢いよく開きさっきの黒髪の美男子と、もう一人男の人が入ってきた。

この私の前の茶髪の人は総司という名前らしい。