「おーい!!!舞花っ!!」 後ろから名前を呼ぶ声がした。 振り返ると祐樹が窓から手を出して笑っていた 「何してんのーっ!」 大声で叫ぶ私に祐樹は、 「一緒にかえろーぜ!!!」 「うん!」 私の名前は安井舞花。 高校一年の陸上部。 今日は部活がなくて帰ろうとしてたんだけど幼なじみの河合祐樹に呼び止められたってわけ。