「お前ら!みんな木っ端みじんになれっ!オレを怒らすとどうなるか教えてやろうじゃないか!」犯人が怒鳴り付ける様に言った。

「まぁー落ち着いて、焦っちゃいかん。君は強いんだ。なぁーそうだろ?」ケヴィンは、それとは逆に相手をなだめる様な穏やかな口調で言った。

「当たり前だ!オレにかかれば誰だろうと膝まづかせてやる!」
「その通りだ。しかし君良い声をしてるな。」
「あっ?何を言ってんだ!」鼻をつままれた様にア然とした。

「いやーね、何か声が歌手の人の誰かに似てるなーと思ってな。あっ、余計なお世話だったかな?」
「あ、あー何も関係ねぇーな。」
「そいつはスマナイ。」

と、次の瞬間、隣の逆探知完了の合図が出され、ケヴィン・スタイナーは話を本題へと戻していった。

「さ〜本題に入ろうか。」ふっと力を抜いた。「爆弾なんだが、君は良い奴そうだ、どこに仕掛けたか教えてくれないか?」
「ふっ、ふざけるな!オレはテロリストだ!仲間だって6人はいる。誰が教えるか!」

ケヴィンは、6人仲間がいるとメモした。