かなりの距離は走った筈だが、景色は全く変わりなく、干ばつ状。巨大な山々。暗黒の空。そんな中ジョンは力なく四つん這いになりながら運よく見つけた山と岩の間に出来た隙間に向かった。

隙間は、調度よくジョンの体が全て隠れ、一息の休息が迎えられた。