Candy House

上野さんはりんご飴、安部さんはいちご飴、あたしはあんず飴を食べながら、お祭りを楽しんでいた。

「おっ、あれやりてー」

そう言った上野さんの視線の先に視線を向けると、くじ引きだった。

たくさんあるヒモの中からどれかを引くと、ヒモの先についてある商品がもらえると言うヤツである。

「これやるの?」

そう言った安部さんに、
「俺がやりたいから別にいいじゃん」

上野さんは屋台のおじさんにお金を払った。

「はい、チャンスは3回だよ」

屋台のおじさんは上野さんからお金を受け取った。

上野さんはヒモを選ぶと、それを引いた。

「おいおい、うまい棒かよ」

安部さんは苦笑いをした。

上野さんが当てたのは、いろいろな種類のうまい棒が袋に入っているセットだった。