Candy House

「これからこの横町のいいところを」

「探しに行ってまいりたいと思います」

「はい、カットー!」

ADさんがパンと手をたたいた。

へえ、こんな風に番組収録をするのか。

「すげーな」

安部さんが呟いた時、
「あれっ!?

美人が増えてる!?」

驚いたその声に視線を向けると、監督さんだった。

美人って…。

「私たちのことかしら?」

そう言ったのは麻子さんだった。

監督さんは嬉しそうにあたしたちのところへ歩み寄ってきた。