Candy House

「美男美女で雑貨屋を経営している、いいかも知れない…」

監督さんは何かを呟いていた。

美男美女って、何気にあたしも含まれていませんか?

まあ、“3人”と言えばあたしもそこに含まれる訳ではございますが…。

「何か面倒なことが起こりそうが気がする…」

「そうだな…」

「ですね…」

面倒なことに巻き込まれる前に、あたしたちはカメラが映らない場所へ移動した。

「カメラ回ってるかー?」

「準備OKでーす」

へえ、準備って結構時間がかかるんだなあ。

テキパキと忙しそうに、だけど的確に動く彼らをあたしたちは観察するように見ていた。