Candy House

上野さんは悔しそうな顔をすると、ドロボーをにらみつけた。

「今すぐ金と逃走用の車を用意しろ!

金は500万、1時間以内だ!」

ドロボーが2人に向かって要求を叫んだ。

そんなムチャクチャな!

1時間以内に500万円は過酷過ぎる!

「用意できなかったら、この女の命はないぞ!」

頬に当たっていたナイフが首筋に移ったその時だった。

「にゃーっ!」

どこからか猫の鳴き声が聞こえたかと思ったら、
「うわあ!?

何だこれは!?」

ドロボーがあたしを離した。