Candy House

おまわりさんはあたしに視線を向けたと思ったら、
「えっ…」

ものすごい早さで腕を引っ張られた。

「違う!

偽警官だ!」

安部さんの叫び声が聞こえたのと同時に、
「きゃっ…!?」

あたしの頬にキラリと光るとがったものが当てられた。

ナイフだ!

「やっと見つけた…。

俺の顔を見たこの女、この町を1日中探し回った甲斐があったぜ…」

声の様子からして見ると男、それもかなり年齢をとっていると思った方がいい。