Candy House

上野さんと安部さんのひっかかれた腕の手当てを終えると、白猫によって荒らされたリビングの片づけをした。

あたしは1階の床と廊下についていた2人の血をぞうきんで拭いた後、リビングの片づけに参加した。

それが終わったのは、
「もう10時だってよ」

テレビの隅に表示されている時間を見た安部さんが言った。

「大掃除状態だったな」

上野さんはやれやれと言うように息を吐いた。

「だけど、まだ終わりじゃないんだよなー」

安部さんがそう言い終わった後、あたしたちは息を吐いた。

リビングの片づけは今日で何とか終わったけど、襖の補修と1階の片づけが残っている。