Candy House

当然、2階の廊下にも血の跡があった。

2人の血なのか、はたまた強盗犯の血なのか。

「コラ、待て!」

「安部くん、そっち行ったよ!」

リビングから2人の声が聞こえてきた。

…あれれ?

この様子だと、逆に強盗犯が2人にボコボコにされているような…?

どちらにせよ、2人が無事なのはわかった!

「えーい!」

あたしは叫んだ後、廊下を走ってリビングへ向かった。

大きな穴が空いているリビングの襖を開けると、
「きゃあっ!」

何かが顔に向かって飛んできた。