Candy House

『キャンディ・ハウス』は本日の営業を終えていた。

明日からここもゴールデンウィークで休むのだ。

2人の口からどこかへ行くことを聞いていないから…家でダラダラと長い休みを過ごすのだろう。

そんなことを思いながらドアを開けると、
「ただいま帰りまし…」

絶句した。

「えっ…何これ…?」

見なれた店内は、荒らされていた。

床のうえには点々と血がついている。

「何これ、強盗…?」

あたしが買い物に行っている間、店は強盗被害に遭ったのだろうか?