Candy House

リビングがなんだか騒がしい。

珍しい、今日は2人が早起きなのか。

明日は台風がくるんじゃないだろうかと思いながら、襖を開けた時だった。

パーン!

パーン!

…一瞬、何が起こったのかわからなかった。

目の前をカラフルなリボンと紙吹雪が飛んでいる。

「ノゾミちゃん、お誕生日おめでとう!」

クラッカーを片手に上野さんが叫ぶように言った。

えっ、えっ、何て?

「23歳、おめでとう!」

同じくクラッカーを片手に安部さんが叫ぶように言った。