Candy House

負けた…。

あたしの予想、全部ハズれた…。

自分の部屋に入ると、ふとんのうえに倒れ込んだ。

エロ本持ってたくらいで騒ぐようなヤツじゃないっつーの!

「キーッ!

悔しいー!」

我ながらいつの時代のセリフだと思う。

と言うか、自分がこんなセリフを言うことになるなんて思っても見なかった!

ボスンッ!

枕に罪はないけど、拳でたたいて自分の気持ちをぶつけた。

「マジシャンめ~!」

あたしの恨み節が自分の部屋に響き渡った。

当然、それがリビングにいる2人の耳には届いていない。