Candy House

「どうかした?」

…安部さんに気づかれた。

「い、いえっ…」

あたしは上野さんのクッションを元の場所に戻した。

あたしの予想は大ハズレだった。

隠しているものが何にもなかった!

「変なノゾミちゃん」

安部さんはクスクスと笑った後、またテレビの画面に視線を向けた。

…笑われた。

上野さんのクッションじゃないとすると、あたしのクッションとか?

自分のクッションを手に取って確認をしたけど、大ハズレだった。