Candy House

「うん、美味い!」

鶏の唐揚げを口に入れた上野さんが嬉しそうに言った。

「おにぎり、すっげー美味い!

後20個は行けるかも!」

安部さんはおにぎりを頬張った。

美味しそうに食べる2人の顔に、作ってよかったとあたしは心の底から思った。

あたしはおにぎりを頬張りながら、空を見あげた。

青い空とピンク色の桜がすごくキレイだった。

朝と夜がまだ寒いけど、もう春なんだな。

そんなことを思った後、あたしは温かいほうじ茶を口に含んだ。

上野さんと安部さんはビールだけど、あたしはお茶である。

ただし、介抱に困るからと言う理由で1人1本にしてもらったけど。