Candy House

「そうですね」

あたしは答えた。

「おーい、終わったぞー」

安部さんが声をかけてきたので、あたしたちはスニーカーを脱いでレジャーシートのうえに腰を下ろした。

「少し早いような気もしますけど、お弁当にしましょうか?」

そう言ったあたしに、
「賛成!」

「やった、弁当だ!」

上野さんと安部さんは嬉しそうに首を縦に振った。

あたしは重箱を包んでいたふろしきをほどいた。

重箱を開けると、レジャーシートのうえに並べた。