Candy House

「じゃあ、行きましょう」

あたしは言った。

「ホント!?」

上野さんが嬉しそうに聞き返した。

「あたし、お弁当作ります」

そう言ったあたしに、
「よし、明日だ!」

安部さんが嬉しそうに言った。


翌朝。

「だいたいこんなんでいいかな」

時間は8時を差していた。

朝6時に起きてお弁当作りを開始してから、もう2時間は経っている。

「それにしても、よく重箱なんてあったなあ」

あたしは2人曰く、3~4年前の年末に横町で開催されていた福引きで当てたと言う重箱を見つめた。