「毎日ラムネを一本買ってね、アオちゃんにあげるんだって言って、こんなに寒いのに中に入らないんだよ」

「茜が毎日?」

「風邪でも引かないと良いんだけど」

「…」



俺が此処に来るとは限らない
いや、そんな事100パーセントあるはずかない。
それなのに茜は待っていた
きっと朝だって待っていたに違いない。
茜は泣いていたかもしれない

本当は今すぐに翔んでいって抱きしめたい。





この胸の中にある衝撃的な事実を知ったら
茜は俺を忘れてくれるだろうか。