ソフトクリームを食べながら弥子は健二に目で合図を送る。

「あっ!そうだ!
来週の土日うちの学校の学園祭なんだよー
暇だったら来てよ…あっ暇か」

「何だよ……暇だよ」

「茜、行くか?」

「いいの?」

「おぉ行こうぜ」

「やったーまたアオと一緒、嬉しいな」

「碧、制服で来いよ、茜ちゃんも」

「ハァ?何で」

「制服で来ると良いことあんだよなー弥子」

弥子はニッコリ頷いた。

「アオー制服で行こうよ」

「わかったよ」

「茜ちゃん待ってる
日曜日の午後3時までに2ーBの教室に来てよ」

「はい弥子ちゃん」

「メアド交換しよ」

「うん」

「弥子ちゃん俺も」

「健二!!」

「ゴメン」