“茜は本気で言ってるのか!?"

茜のペースに巻き込まれそうな
らしくない俺がいて
その後の言葉に詰まる。


茜はラムネ瓶の
ガラス玉をカラカラと振って
いつまでも眺めていた。


茜の顔とガラス玉は
夕日に生えて綺麗だった

振り返った茜の瞳が
俺の瞳とぶつかり焦った。

“ウワッ、びっくりした!"