この気持ちに気付かないで

タイプって言われてもなー。


梓そのもの。


でも、誰にもそんなことは言えないし。



「えとー・・・・。普通な感じの人?かな」



「普通!?普通ってどんな人よ?」



え?
さぁ?



そんな事より梓と澤田さんが気になるんだけど。


あたしは自分の席、梓の3つ後ろの席に座りながら2人の会話に意識を向けた。



「あー!わかったー!ありがとう。これで授業に当てられても大丈夫だわ」


澤田さんはにこにこ可愛い笑顔で梓に言う。


「つか宿題くらいやってこいよ。出席番号的に絶対澤田が当たるんだろ?」



梓って澤田さんの出席番号覚えてるの?

なんで?

え?

普通人の番号までおぼえなくない?


「えへ。昨日眠く寝ちゃってさ!お礼に今日なんか奢るよ」


「マジ?」


「今日放課後とかどう?」


「あー・・・・今日は______」