「ほんとに彼氏欲しいの?」
!?
なっなに!?突然!
朝の話から考えると突然でもないけども!
焦る。
今まで梓と出会ってこの方恋バナとかしたこと無いし!
まぁ、あたしが梓をずっと好きだったからできなかったんだけどね。
「ねぇ。欲しいの?」
梓があたしの顔を覗き込んでくる。
やっやめ!その視線!
なんか、見透かされてるみたいでこわいから!
そりゃ、梓が彼氏になってくれるなら
「欲しい」
けど・・・・
そんなことは言えないし。
言って引かれたら生きてけない。
お父さんとお母さんにも合わせる顔ないし。
「・・・・・ふーん。好きなやつでも居るの?」
え!?
目の前に
「いますけど」
「そうなんだ。」
そんなんです。
もう、毎日ドキドキさせられてます。
はっ恥ずかしすぎる。
あたし絶対顔真っ赤だよ!!!
ヤバい・・・
なんだか落ち着かない!
あーーー。
甘いの食べて落ち着こう!
うん!
こんなときのプリン!


