桜の好きなやつのタイプ・・・・
「えとー・・・・。普通な感じの人?かな」
・・・・アバウトすぎる。
「普通!?普通ってどんな人よ?」
相田!ナイスつっこみ!
「あー!できた!ありがとう。これで授業に当てられても大丈夫だわ」
聞き耳をたてているうちに澤田は問題を解けたようだった。
「つか宿題くらいやってこいよ。出席番号的に絶対澤田が当たるんだろ?」
「えへ。昨日眠く寝ちゃってさ!お礼に今日なんか奢るよ」
「マジ・・・?」
面倒な流れだ。
そんな気持ちが表にでないようにきをつける。
「今日放課後とかどう?」
絶対いかねーよ?
「あー・・・・今日は桜と買い物行く約束してるからさ、ごめん。ありがとな」
とりあえずお礼はいっとく。
「そっか。教えてくれてありがとう」
澤田はそう言って前にむき直した。


