ーTime Soldierー

「制服を正させていただきます!」

チャラ男は勢いよく返事をするとせっせと制服を直し始める。

「そうか残念だ、これを口実にいたぶれると思ったのに。仕方ない反省文10枚に減らしてやろう」

「え?ちょっと委員長!約束が違いますよ!あと、いたぶるってなんですか!?」

あー・・・言っちゃたよ。これは駄目なパターンですね、はい。馬鹿なんですか先輩、ある意味尊敬しますよ。

「10枚になっただけありがたいと思え。・・・
ほう、そうかそうか。そんなにやってほしいのか。わかった、お前の希望通りコイツでいたぶってやろう」

1人で納得し黒い笑みを浮かべながら鞭で遊び始める委員長。

「へ・・・?」

今度こそバイバイチャラ男先輩。

そう思った瞬間、委員長が己の得物を携えて一歩また一歩とチャラ男に近づいていく。チャラ男の端正な顔が恐怖と焦りで歪む。

「待って委員長、はっ話し合いましょう…ね平和的に解決しましょうよ」

手を使い大きくジェスチャーしながら必死に説得しようとするチャラ男。

「うるさい」

そう言った瞬間委員長の鞭が風を切りヒュッっと音が鳴ると同時に

バシィィィ

「いったぁぁぁぁいっ」

チャラ男がジェスチャーしていた手をおさえて涙目でうずくまっていた。

・・・ご愁傷様。