「レンさん、貴女にやってもらいます」
は?今なんて言った?そんなの聞いてないし。なぜそれを直前に言うの?まあいい、適当に言えばいいだろう。
あ、その前の話聞いてなかった。
「それでは一度休憩にします。各自10分後席に座っていてください。レンさん、貴女はついて来てください」
「はい」
めんどくさい。非常にめんどくさい。
さっさと終わらせよう。眠い。
教室を出る前にクレスを一瞥すると、笑顔で私を見てきた。・・・なんかイラッときた。
教室を出てその右隣りの面談室部屋通され、さほど広くない部屋の中央に机があり1対1で話せるよう椅子が置いてある。その名の通り面談などに使われる部屋のようだ。
「そこに座ってください」
そう促され椅子に座ると先生と向かい合う形になる。
「この式辞用紙に5分をメアスとするスピーチを書いてください。 」
「・・・」
適当に書けば終わる。
私は無心で紙に書き殴った。
