「何、泣いてんの」 「えっーーーー」 声のする方を振り向いた 「け、いとくん…」 「何、してんの?もう、暗いよ」 「圭都くんこそ、何してるの。ここ、圭都くんちから反対方向だよ」 ホントに圭都くんが来ると思っていなかった。 だから、目の前に圭都くんがいることが不思議すぎる。