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俺が21歳の時、圭都は中3。
その頃、圭都は年上に彼女がいた。
彼女のために勉強もがんばって、同じ高校行こうとしてたらしい。
彼女は圭都に勉強教えるために毎日、家に来ていて俺はそれを眺めていた。
そんなある日、
「圭都って、かっこいいですよね。毎日、好きって言ってくれます」
「よかった」
俺は女運が非常に悪いからいい女と出会わない。
それからもそれからも毎日来ていて、俺はそれを毎日眺めていた。
みるみるうちに彼女は可愛くなっていって、俺はそれを見逃さなかった。
「蘭ちゃん、可愛くなった?」
蘭ちゃんとは圭都の彼女。