やっぱり君が好き




「よしっ!!ここは終わったー」


「ありがとう。じゃ」


「待ってーーー」


ーーーガシッ


佐々木は俺の手首を器用に掴んだ。


「何?」


「あの…、その…」



「ごめん。俺、またせてる人いるから。じゃ」


掴まれた手を振り払い、教室を出て、早速、紗英のところに向かった。


「…って、寝てるし」


何、コイツ。
俺が来たのに寝てるし。


ーーーカシャ