「圭都って、モテるよな」
「いきなり、どーした(笑)」
晴希がいきなり俺のとこに来て、そういった。
「みんなが圭都のこと見てる」
「ハハハ」
モテたくてモテるわけじゃない。
まー、モテるってことは幸せなんだけどな(笑)
「あと、少し」
廊下を晴希と歩いていると前方に紗英とその友達の葉月って子がなんかしてた。
「私だってとどくもーん」
ピョンピョン飛んで、なんかに触りたいらしい。
こっから見ててもわかる。
アホだな。チビのくせに。
「紗英ちゃんだ♪なんか、かわいーことしてる」
「ロリコンか」
晴希は俺の話を無視して紗英のところへ行ってしまった。
「なーにしてるの?」
「晴希くんっ!このピラピラに届くかなーって思って(笑)」
「かわいー」
「えっ!?///」
「本気にすんな、チビ」
「圭都くんっ!!!」
可愛いなんて言われて照れるとか…。
いいなれてないんだろうな。