待つこと2時間。
グランドに向かい、圭都くんを待ち伏せ


「圭都くんっ」


「紗英!?」


圭都くんは驚いた表情。
そりゃそうだよね…。2時間もいたもん。


「一緒に帰りたい」


「紗英ちゃん♪てか、2時間もどこでなにしてたのー?」


「ぼーっとしてたよ(笑)」


「また、漫画??」



「うんっ♪」


「っち。帰るぞ、紗英」


「あっ、うん。バイバイ、晴希くん♪」



サッサッと歩く圭都くん。
追いつくのに必死で隣に並べない(汗)


「チビ。トロま。アホ」


「ごっ、ごめんなさい」


“チビ・トロま・アホ”
当てはまりすぎて心が痛い…。


ホント、圭都くん背高いな…。
私から見たら180cmあるんじゃないかって思ってしまう。


「圭都くんって、背高いね」


「うん」


「何センチあるの?」


「176」


高い…。
私、150.1cm。
26cmも違うよ(汗)