瀬奈side 「これが、俺の過去で そのことから作り出されたのが 昨日までの俺。」 「ほんと、バカ。」 「え?」 「それは言い訳に過ぎない。 でも...聞いてる限りでは先輩にとっては相当辛いものだったのだと思う。 けど、先輩は先輩なんだから。 それでまたこうして自分の意志で変われたことは、 凄いと思います...」 「ありがとな」 と言い、私の頭をポンポンとなでた。